市政の動き−議会&市政報告
【17.07.17】愛西市の元議員有志が議会に申し入れ
決議機関の責務を全うせよ
7月5日に、元議員有志は、愛西市議会に対し、6月23日付の中日新聞の報道を受け、現在の愛西市の市政運営が正常でなく、本来、愛西市議会の役割である意思決定機能や監視機能が、発揮されていないとして「愛西市議会が決議機関としての責務を全うするよう求める申し入れ」を行いました。
「愛西市議会は、どうなっている。市の間違っていることをただすこともできないのか」「本部田町に住んでいるが、ほかに道路新設してほしいところは別にある」「議長の地元だから優先されたのか。愛西版森友加計問題だ。」と多くの市民の声が日本共産党愛西市委員会に寄せられています。
他の市町からも、「愛西市は大丈夫か」との声も届きました。
愛西市議会が決議機関としての
責務を全うするよう求める申し入れ
2017年7月5日
元愛西市議会議員有志
下村一郎 宮本和子 中島義雄 永井初子 浜本七重
去る2017年6月23日付の中日新聞尾張版に「地元要望書に故人の印」というタイトルの記事が掲載されました。
6月議会で可決された一般会計補正予算の中の道路拡幅予算の調査費について、計上の根拠となった地域からの総代の要望書と一緒に出された29年4月1日付の地主の承諾書に、「すでに死亡している地権者及び名前が間違っている方の押印された」ものも含まれていたとのことで、承諾書の方々が本当に承諾したのか疑いがあります。また承諾書には地権者の一人として大島一郎議長の名前が記載されていたとのこともわかっています。
重大な誤りのある承諾書をもとに平然と予算案を提出した市当局、および誤りがわかっているにもかかわらず「予算の出し直し」をさせずに強引に可決してしまった市議会の態度に驚きを禁じえません。
どこの議会でも、また愛西市でも、これまで間違いがあった場合、問題のあるところを削除したりするよう当局に要求し是正させてきています。
わたくしたち愛西市の元議員有志は、
1、市当局の提案は「間違っていようが、筋が通らなくても」通してしまうという、市議会のチェック機関としての役割を放棄した対応を直ちに改めるよう要求します。
2、我々愛西市の議員有志は、愛西市議会が二元代表制を守り、市長のチェック機関として責任を全うするよう求めます。