市政の動き−議会&市政報告
【12.09.26】庁舎増築補正予算
総務委で4対3で「辛くも可決
愛西市の9月議会は19日から、委員会審議に入りました。19日は、今市民の最大の関心事である「庁舎統合・増築」の補正予算が審議されました。補正予算の採決では、4対3という僅差で市長提案の補正予算が可決されるなど、市の庁舎建設について、厳しい批判が寄せられる結果となりました。
「一寸立ち止まって」検討を
修正案提案で下村議員
市議会総務委員会で日本共産党の下村議員は、補正予算の修正案を提案。 修正案の説明で下村議員は(1)市民に市として何の説明もおこっていないこと。(2)当初説明していた35億円の建設費が大幅に膨らんできたこと。などをあげて『ちょっと立ち止まって検討することが必要だ』と述べそのための修正案だ」と説明しました。
原案、修正案の審議では、今期当選した新人議員を中心に、慎重な審議が行われました。下村議員の修正案は否決されました。
市の提案を再検討?
総額53億円にどんどん膨らむ庁舎統合・増築庁舎予算について、議会から厳しい質疑が出される中、総務委員会で八木市長は「10月に庁舎建設について、議員の皆さんの意見を聞かせてもらいたい」と発言。副市長は「10月中旬までに、増築庁舎の内容、各支所を既存の施設で行えないかなど検討した資料を出した上でご意見を聞きたい」と答弁しました。