【12.02.12】愛西市の介護保険料（案）

13％の大幅値上げ

　今年４月からはじまる第５期介護保険事業計画について、介護保険料の値上げが心配されます。
　65歳以上の介護保険料（基準額）は、現行の年間４６，２００円（月額３，８５０円）から５２，２００円（月額４，３５０円）へ13％の値上げが、市のパブリックコメント（市民の意見を聞く制度）案として提案されました。
　保険料は、９段階から11段階に分けられました。これまでの第３段階は、新たに第３段階と第４段階に分けられて負担の緩和をはかっています。さらにこれまでの第９段階の上にもう一段階設けて、課税所得限度額の引き上げを行っています。
　介護保険について、日本共産党議員団は、値上げを抑えるため、介護保険の貯金を使うことや県の基金を崩すことを求めるとともに、保険料においても非課税になっている年金生活者の保険料を引き下げることや、相対的に安い高所得者へ応分の負担を求めて財源を確保するように提案してきました。

下村一郎