活動日誌−真野和久

【13.01.13】庁舎寿命残り20年は一般論

市は庁舎の劣化調査せず

 12月議会で、真野和久議員が庁舎統合・増築(新築)問題で一般質問を行いました。真野和久議員が、市が進める庁舎統合問題で統合・増築のひとつの根拠となっている「庁舎寿命残り20年の根拠」について質問しました。
 総務部長は「鉄筋コンクリート建築物の寿命は60年から65年と一般的には言われている」と答弁。あくまで一般論であり、実際とは異なることが明らかになりました。
 「コンクリート劣化調査を行ったのか」(真野議員)との質問には、「統合庁舎の既存棟(佐屋庁舎)」(総務部長)のみであることがわかりました。
 また、「20年という話が、庁舎検討委員会の中でポイントとなって、統合の方向が出されたのではないか」(真野議員)との質問には、「20年の寿命だけで方針を出されたのではない」(総務部長)と答えました。

■耐震化のほうが
 費用対効果が高い

 鳥取県庁舎は、片山善博知事時代に建て替えよりも費用対効果が高いと耐震化(使用目標50年)を実施。愛知県庁も免震工事を行い、現庁舎を使用しています。

   真野「市民説明会やアンケートの実施を」
   副市長「いまの段階では開くことはない」 

 市民への説明に関して、「基本計画から実施設計では、周知は足りなかったかもしれない」(総務部長)と認めながらも、「庁舎統合や増築について、市民への説明会を実施や、アンケートを行ってはどうか」との真野議員の提案に対して、副市長は「基本計画の時点であればやる意味があると思が、今の段階で、あえて市民に聞くことはないと思っている」と否定しました。

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すやま初美