活動日誌−愛西市議団
【12.06.23】農業委員会長の違法農地転用
下村一郎議員が追求
日本共産党下村一郎議員は、13日行われた一般質問で農業委員会長の農地法違反について追及しました。この質問は、1月ごろ、故永井千年宅に届いた投書に基づくものです。
故永井千年議員宅への投書(要旨)
自分が農地に置いていた資材で厳しい指導を受けた。農業委員会会長の土地2筆が転用せずに駐車場などに使っている。調査し、厳しい対応をしてほしい。
西立切の2筆の土地
農地転用、除外申請手続きは
下村「伝えてある立田地区の西立切の2筆の農地は、農地転用が出されているか」
農業委員会事務局長「個人情報保護のため答弁できない」
下村「この土地は農業振興推進地域にあるが農振除外申請がされているか」
農業委員会事務局長「個人情報保護のため答弁できない」
下村「農地法違反の疑いがある土地でも個人情報保護が優先されるか」
農業委員会事務局長「その場合でも、個人情報保護のため答弁できない」
下村「農業委員会長、昨年の農業振興推進地域協議会の会長は」
農業委員会事務局長「日永 熙さんです」
指導すべき人が法違反では
下村「私は投書に基づいて西立切の土地を調べたら持ち主は日永熙さんだった。土地は住宅の南にあり、アスファルトの広い駐車場があり、駐車場の奥に門に仕切られた広い庭があった。立田村時代から長年農業委員を務め、農振委員も行っている法律を良く知っている人のやることではない。是正指導を行うか」
農業委員会事務局長「違反があれば指導する」
下村「新・旧の農業委員に話をしたら、『私たちは個人の財産にかかわる仕事をしているので、いつも自戒しながら仕事をしている』と言っておられました。
法を守るべき農業委員会の会長が違反をしているなら、直ちに職を辞すべきだ」
解説
早尾町西立切の農地2筆は田と畑で登記されており、下村が調査に入ったことから、あわてて駐車場に土を入れたようです。正規の転用をしていれば、土を入れる必要がありません。このことも、不法転用を示す証拠です。
法律を知らない人ならば、追認許可で済むでしょうが。皆さんはどう思われますか?