市政の動き−議会&市政報告
【13.11.18】市まちづくり市民会議の第5回「提案大会」
「子どもが多いまち」になどを提案
11月9日、まちづくり市民会議の第5回「提案大会」が愛西市文化会館で開催されました。参加者は一般市民、市役所関係者、市会議員など65名でした。
まちづくり市民会議は、愛西市の総合計画を「絵に描いた餅」として終わらせないため、目標の達成状況を測る78項目の「まちづくり指標」を設定し、提案の大会では、市の事業が有効かどうか検証し、事業の見直しや廃止、新規事業の提案をおこなっています。
地域の絆を深める話し合いの
場と機会をつくるモデル事業
〇 生活環境、教育、文化、スポーツ、地域コミュニティー部会
生活課題として「健やか」という理念で、
□若い人・お年寄りも交わっていく、
□子供たちの悪いことは地域で注意し合う、
□地域の中で世代間の繋がりがあり、助け合うことができることについて、市民の満足度は低下傾向にあり、特に、学校の活動に地域の人の参加人数やボランティア団体数が低下しており、事業内容として、
■地域活動促進のために、現状の類似の事業を統廃合し予算配分に柔軟性もたせる。
■「モデル地域」を公募し、その地域の重要課題(自主防災、高齢者支援事業など)の解決のための活動計画を住民が作成する。■行政の取り組みとして「まちづくり課(仮称)」を設置し、地域の相談窓口としての職員を、地区担当者として配置することを提案しました。
「子どもが多いまち」に
なるための提案事業
〇福祉、保健・医療、安全部会
生活課題として「ゆとり」という理念で、「児童手当や医療費などの少子化対策が積極的に取り組まれ、子どもの多いまちである」を取り上げました。
愛西市の子供の生まれた人数は、年々減っています。
事業内容として、その1、あいさいマリッジサークル事業(結婚を望む人に出会いの機会をつくる)。その2、住みやすい愛西、空き家バンク開設・運営事業と定住促進戦略事業を提案しました。
市民が発信する愛西の魅力
創出支援プロジェクト事業
〇産業・都市基盤部会
生活課題として「ゆとり」という理念で、「地域特性を活かし、愛西の魅力が創出されている」を取り上げました。
評価は、観光化客数が減少しているので、観光客を呼び込む取組、行政・民間問わず、後押ししていく必要があるということでした。
事業内容として、市民(個人、グループ、NPO)がワークショップを開催する。 ワークショップは、観光客数を増やすた為 有効な事業が実施され、市が支援するしくみとする。類似事業は統合・見直し・廃止することを提案しました。
最後に、まちづくり市民会議の三枝豊明会長が「まちづくりは、これからは行政だけではできない、市民と行政と協働していく、議会の理解を得ていく3つの力を合わせていくことがどうしても必要だと思います。そして、市民のみなさんが居心地の良い、お互いに尊重し合って仲良く生活できるまちをどうやってつくっていくか。これは自治の力を高めていくことと密接に結びついている」と延べました。