市政の動き−議会&市政報告
【13.09.07】熱中症の搬送49件 市消防本部
今年の夏は暑かった
今年の夏は、全国で猛暑となりました。愛西市でも連日の猛暑となり、熱中症にかかる市民も増えました。今年は夜も気温が高く体が休まらない状態でした。
愛西市消防署によると、今年の夏、熱中症が原因の救急車の出動は8月末で49件と、過去最高になり、これまで最も多かった平成22年の44件(6月〜9月)を上回りました。
「今年は気温が高かったからか、高齢者が自宅で熱中症になるケースが多い。こまめに水やスポーツドリンクを飲むよう勧めている」とのことでした。
消防署や健康推進課は、講習や講座の参加者に、熱中症に気を付けるよう対策を話しています。また、老人福祉課は6月に民生委員を通じて地域の高齢者に熱中症対策を呼び掛けていましたが、熱中症で病院に運ばれる市民は増加しました。
特に高齢者は、暑さをあまり感じなかったり、水分を取る量も減って、熱中症にかかりやすくなっています。また、「電気代を気にしてか、訪問介護でヘルパーさんが来る時だけクーラーをつけている」という話も聞きます。
熱中症予防をどのように広げていくか、課題となっています。