市政の動き−議会&市政報告
【13.09.01】海部南部水道 実質黒字4年間で11億円
住民監査請求・裁判で入札改善
海部南部水道が赤字から黒字に転換したことが明らかになりました。
10億の赤字(17〜21年)を転換
海部南部水道企業団議会で日本共産党三宮十五郎議員(弥富市選出)の質疑で、平成17年度から20年度の実質収支が約10億円の赤字だったものが、21年度から24年度までの実質収支が約11億円の黒字になり、値上が回避されたことが明らかになりました。
(下記資料)
入札の一部改善効果?
赤字から黒字に転換した21年度は、海部南部水道企業団の談合問題で日本共産党議員団が申し入れ、一般質問、監査請求、住民訴訟を行う中で、海部南部水道企業団が従来の体質を変えざるをえない状況となり、一定の改善が行われてきた結果だと思われます。
長引く不況と物価の値上がりで苦しんでいる受水者のために、さらに改善を加え料金の値下げを実現してほしいものです。
なお、海部南部企業団の入札談合裁判(下村一郎原告団長)は、現在名古屋高裁で審理が行われています。。
海部南部水道の実質収支額
17年度 △21,713万円
18年度 △48,180万円
19年度 33,951万円
20年度 △71,657万円
合計 △10億7599万円
21年度 23,600万円
22年度 25,048万円
23年度 36,660万円
24年度 24,087万円
合計 10億9397万円
三宮議員作成資料より