市政の動き−議会&市政報告
【10.12.10】下村一郎の一般質問
市の128施設 プロ集団で管理を
愛西市の12月定例議会の一般質問が12月9日、10日の日程で行われました。9日に行われた「市の施設管理」についての下村一郎議員の質問です。
下村 先日、文教福祉委員会で、東京の葛飾区の学校トイレの視察に派遣していただいて大変勉強になりました。
視察で私が注目したのは、葛飾区教育委員会には施設課があり、1級建築士2名など専門家が管理しているということでした。
愛西市の施設管理に絞ってお伺いします。
愛西市には市が管理する建物が、庁舎や学校施設などたくさんあると思いますが、いくつありますか。また年間の修理・改修費用は。
総務部長 128施設ある。修理・改修予算は約6億1000万円。
下村 それぞれの建物を各課が管理して、工事発注も各課が行っているが、ある職員に聞きましたら「業者への設計や発注を行っているが、素人なので不安だ」と言っておられました。
私の提案ですが、
愛西市には建築士が複数おり、また施設管理のエキスパートがいる。たとえば「施設管理課」のようなものをつくり、プロ集団が全施設を管理すれば経費の面でも、内容の面でも大きな力を発揮できると思うが、私の提案をどう思うか。
総務部長 良い提案だと思う。今の職員だけでは無理だが検討する。
下村 また、コンピューター関連費用が4億円以上支出されています。情報機器のことがわかる職員がいると、経費の節約にもなります。今後、コンピューター関連の経費は増えるばかりだと思います。
専門職員がおれば、担当課に配置するとか、いなければ採用するなど考えるべきだが。
副市長 市の職員で、市のためになるコンピューターソフトを開発した職員もいますので、今後検討していきたい。